社会貢献活動
活動への取り組み姿勢
NTTアーバンソリューションズグループは、社会、地域およびコミュニティの一員として、各社において、さまざまな文化貢献および社会貢献活動に取り組んできました。引き続き、企業市民としての責任を果たすため、積極的に活動していきます。
国際機関を通じた各種復興への支援
トルコ大地震に対する人道支援
NTTグループは、2023年2月6日に発生したトルコ南東部を震源とする大地震を受け、被災社員への直接支援や国際通話、SMSの無償化等の支援に加え、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)および国連児童基金(UNICEF)に対し、総額3000万円の寄付金を贈呈し、うちNTTアーバンソリューションズグループは108万円を寄付しました。
ウクライナ情勢に対する人道支援
上記の両国連機関を通じた寄付はウクライナ情勢に対する人道支援としても実施しており、NTTグループ総額で2023年3月現在、累計で350万米ドル、うちNTTアーバンソリューションズグループからの寄付は26万米ドルとなります。寄付金は子どもたち・教師への教育用端末購入支援(約3,000台:ラップトップ、タブレット)などに役立てられました。
学校と連携した企業訪問
近年、子どもたちの社会見学ならびに職業体験の重要性が増しており、NTTアーバンソリューションズグループ各社も積極的に受け入れを行っています。
NTT都市開発の取り組み例
NTT都市開発では、2022年10月および2023年1月、千代田区立九段中等教育学校の授業の一環として、1年生の生徒5名を受け入れました。今回の訪問では、事業紹介やオフィス見学を通じて同社の「街づくり」事業につき学んでいただきました。また、事前に提示した、「好きな街の未来を考えよう」という課題について、学校のある「九段下」の街を3カ月間かけて調査・検討した内容を発表いただき、活発な質疑を行いました。生徒の皆さんからは、「街の歴史や特徴を学べた」「街づくりに興味を持った」「良い経験ができた」などの感想をいただくなど、有意義な機会となり、企業訪問活動に貢献しました。
NTTアーバンバリューサポートの取り組み例
NTTアーバンバリューサポートでは、2022年9月、本社のある「グランパーク」(東京都港区)に入居されているたまち保育室の園児の皆さんを対象にオフィス見学会を実施しました。当日は、2グループに分かれて、園児21名にご参加いただきました。会社の概要やオフィスの特徴を説明しながら、最新式のオフィスのさまざまな設備に触れていただくことで、園児の皆さんの社会性ならびに知的好奇心の醸成に寄与しました。

中等教育学校への取り組み

保育室への取り組み
物品寄付の推進
社会貢献活動の一環として、非常用備蓄食糧・日用品・本などを必要とされる方へ寄贈する取り組みを、各社において積極的に行っています。
災害用備蓄食糧を更改時に寄贈
NTTアーバンソリューションズグループ各社は災害時に備え、水・食糧を備蓄しています。これらの備蓄品は定期的に更改を行い、更改対象の水や食料は廃棄せずに寄贈する取り組みを行っています。
NTT都市開発では、本社備蓄分に加え、社員の家庭や職場での備蓄分についても協力を募り、日本フードバンク連盟の認証団体であるセカンドハーベスト・ジャパンへと寄付しています。同様の取り組みはNTTファシリティーズおよびNTTアーバンバリューサポートなどグループ各社でも実施しており、定期的に寄贈を行っています。
また各拠点・管理物件での活動も継続的に展開しています。例えば「アーバンネット大手町ビル」(東京都千代田区)では、NPO法人フードバンクTAMAなど子どもたちへの支援活動をしている施設に寄贈しています。

食品の寄贈

食品の寄贈
日用品の寄贈
NPO法人もったいないジャパンでは、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品や、まだ使用できるのに捨てられてしまう日用品などを広く集め、それを必要としている国内外の福祉団体や被災地に寄贈する活動を行っています。NTTアーバンソリューションズグループでは、NPO法人もったいないジャパンに対し、インテリア、文房具、キッチン雑貨、雑貨類、ファッション関連、ベビー・子ども用品、趣味小物などの寄贈を行っています。

日用品の寄贈
ブックバトンプロジェクトへの参画
「ブックバトンプロジェクト」とは、国際NGOルーム・トゥ・リードが実施している寄付活動です。読み終えた本などを寄付することで、その買い取り金額を図書館や学校の設立、現地語書籍の出版、女子教育支援などの資金とするものです。2022年度も社員などの協力により寄付を行いました。また「大手町ファーストスクエア」(東京都千代田区)では入居テナントの皆さま、オフィスワーカーの皆さまにご協力いただき、ビル全体が一丸となった活動に、2018年度から取り組んでいます。

ブックバトンプロジェクト
森林資源循環に関するイベントへの参加・協賛
NTTアーバンソリューションズグループ各社は、サーキュラーエコノミーの啓発・浸透に向け、各地でイベントに協賛しています。中でも森林資源の循環に関するイベントは近年社会の注目を集めており、当社グループも積極的に参加しています。
NTT都市開発中国支店は、広島市が被爆樹木保存活動の支援を目的として実施しているプロジェクト「緑の伝言板」に協賛しています。旧広島市民球場跡地の再開発「HIROSHIMAGATE PARK」事業でも、被爆樹木を尊重した設計を行い、木材の保全、循環利用を促しています。また、NTT都市開発九州支店はNTTアーバンバリューサポートおよびNTTファシリティーズ西日本事業本部九州支店とともに福岡市が2022年10月に開催した「環境フェスティバルふくおか2022」に協賛・参加し、身近な紙資源を用いたリサイクル体験(牛乳パックのおもちゃ利用)を出展。森林資源の保全の重要性を参加者の皆さまに体験いただきました。
これらのイベントへの参加・協賛は、幅広い社会の皆さまへの環境問題の啓発、意見発信の機会として重要であると考え、引き続き積極的に推進していきます。

「環境フェスティバル2022」への参加の様子
