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未来のオフィス 4×SCENE データを活用して進化し続ける『未来のオフィス 4×SCENE』
これからの時代に真に求められる「新しい働き方」を描く
データを活用して進化し続ける『未来のオフィス 4×SCENE』 未来のオフィス 4×SCENE
働きやすい
オフィス環境

NTTアーバンソリューションズグループは、街に、社会に、さまざまな価値を提供することにより、地域社会の課題解決に取り組んでいます。本シリーズでは、その取り組みを具体的にご紹介。
今回取り上げるのは、NTTの「街づくり×デジタル」の実験の場としても期待される、秋葉原UDXの『未来のオフィス 4×SCENE』。その誕生までの経緯やこだわり、担当者の想いなどをお伝えします。

物件概要

物件名:未来のオフィス 4×SCENE

出社とリモートワークを組み合わせて働くことがスタンダードになるこれからの時代、オフィスはどうあるべきか。その問いの答えとしてNTTアーバンソリューションズが提示したのが『未来のオフィス 4×SCENE』。
一人ひとりが自身の好みや目的に応じて働ける空間をめざし、最先端のデジタルソリューションを多数導入。その活用状況などのデータは収集・分析され、課題やニーズの発見につなげられる。そこから新たな施策を生み出し、オフィス環境を常にブラッシュアップしていく仕組みだ。まさに「進化し続けるライブオフィス」といえるだろう。

自由なコミュニケーションを促すCASUAL

自由なコミュニケーションを促すCASUAL

集中して働ける、会話・会議NGの静かなFOCUS

集中して働ける、会話・会議NGの静かなFOCUS

インタビュー

お話を伺った方

お話を伺った方

NTTアーバンソリューションズ株式会社

デジタルイノベーション推進部 デジタル戦略担当
担当課長 渡邉 裕美

株式会社NSFエンゲージメント

NSソリューション部門 テクノロジーソリューション課
リードエンジニア/サービスプランナー 河上 真也

これからの時代、人々はどう働きたいか......
新しい働き方を徹底的に追求

『未来のオフィス 4×SCENE』プロジェクトが立ち上がった経緯について教えてください。

コロナ禍で人々の働き方が大きく変わる中、NTTグループでは、オフィスがこれからの時代に担うべき役割や必要性について模索していました。その中で当社では、働く人を取り巻く諸問題を解決する「新しい働き方」を描き、それを具現化して提示できるようにしようと考えました。それが、『未来のオフィス 4×SCENE』です。
また、『未来のオフィス 4×SCENE』が叶えるのは、新しい働き方だけではありません。新たな施策をどんどん投入し、その効果を計測することで、この先の時代に必要とされるUXやサービスを見極めることもできると考えています。スピーディーに移り変わるデジタル領域で、NTTアーバンソリューションズが社会に真に求められるサービス開発を継続していくための「実験の場」でもあるんです。

騒音センサーを試験的に導入しシステムとしての本格的な導入までの検証を行なっている

騒音センサーを試験的に導入しシステムとしての本格的な導入までの検証を行なっている

『未来のオフィス 4×SCENE』をつくるにあたり、核となったポイントはありますか?

「人」を中心に据えることにこだわりました。初めに「これからの時代の働き方」を描き、その指針に合わせて空間とデジタルを並行してつくっていったのです。決して最新のデザインや技術を押しつけるのではなく、あくまで「働く人にとって必要なこと」がベースになっています。
未来の働き方を描くにあたっては、オンラインワークショップやアンケートを通して、部署や年齢を問わず幅広い社員へのヒアリングを実施しました。会社の枠を超えて、グループ会社からも意見を集めています。そうやってたくさんの声を聞く中でわかったのは、オフィスへの理想は十人十色であり、数で標準を決めると、マイノリティは置いていかれてしまうということ。でも、「人」にこだわりたい私たちは、すべての人が働きやすいと感じられる場所をつくりたいと考えました。
この気づきが、後に明文化された「Personalized ABW」につながります。ABW(場所や時間を自由に選ぶ働き方)に「好み」という要素を足した考え方で、これに沿って一人ひとりが自分の好みや適正に合った環境を選べるオフィスをつくりました。最近でこそオフィスづくりにおいて「好み」という観点が着目されはじめていますが、『未来のオフィス 4×SCENE』完成時には、まだ耳にすることはなかったですね。

本プロジェクトは、本格始動からわずか半年での竣工を達成したそうですね。
短い期間で形にできた理由はどこにあるのでしょうか?

大きな理由は、チーム編成にあると感じています。デジタルイノベーション推進部と総務人事部を中心にコアメンバーを定めたうえで、さらに建築の専門知識が豊富な部署、オフィス事業を展開するグループ会社など、幅広くメンバーを招集しました。かつ、集まったメンバーを縦ではなく横に構成。ヒエラルキーができないように配慮し、多様な立場から自由に意見を発信できるようにしました。これにより、優れた知識やアイディアが結集しやすい状態を実現できたと思っています。
また、コンセプトを明確にし、プロジェクトの最初から最後まで一貫して通したことも理由のひとつです。重視すべきことをきちんとわかっているから、あらゆる判断をスピーディーにできました。

さりげなく、より的確に人を支えられるよう
アップデートし続ける

『未来のオフィス 4×SCENE』の特長を教えてください。

例えば、会議のラップアップを促す光の演出は、社員から特に好評です。終了予定時刻が近くなると照明が変化する仕掛けで、これによって計画どおりに会議を終えられる割合が約2割向上したという結果が出ています。
また、会話を促す演出として、音楽や自然環境音を流しています。とはいってもただBGMを流すだけでなく、その場のにぎやかさを計測し、音量を自動で調節するのです。話している人が多くても少なくても、いつでも快適にコミュニケーションをとれるように、運営がスタートした後に改良しました。
そのほか、運動不足解消に貢献する「歩きながら仕事ができるデスク」や、『パーソナライズドサウンドゾーン技術』※1を活用したスピーカーが設置されたチェア、社員のリフレッシュや集中力向上の助けになる「瞑想室」(業務時間中に利用可能)なども備えています。
>>オフィス環境の詳細はこちらもご参照ください。 当該ページを別ウィンドウで開きます

上記を含め、すべてのソリューションに共通しているのは、働く人を「さりげなく支える」という点です。主張しすぎず、空間とデジタルが人にそっと寄り添うナチュラルな仕様に設計しています。

照明でラップアップのタイミングを教えてくれる会議室

照明でラップアップのタイミングを教えてくれる会議室

顔の両側を覆うようにスピーカーが設置された「パーソナライズドサウンドゾーン」チェア

顔の両側を覆うようにスピーカーが設置された「パーソナライズドサウンドゾーン」チェア

歩きながら会議や軽作業ができるデスク

歩きながら会議や軽作業ができるデスク

大事な発表の前などに心を落ち着かせられる瞑想室

大事な発表の前などに心を落ち着かせられる瞑想室

  1. NTTが開発した、耳をふさがずに耳元だけに音を閉じ込める技術。音の原理を応用しており、特定のエリアに限定した音の再生が可能。本技術が搭載されたスピーカーを使えば、通信相手はもちろん、周囲にいる人々ともシームレスにコミュニケーションができ、ストレスフリーに。

『未来のオフィス 4×SCENE』はアップデートしていくことを想定して設計されたそうですが、具体的にはどのような工夫がなされているのでしょうか?

壁を最小限にしてカーテンを多用し、什器を取り替えればガラッと空間の用途を変えられる間取りにしています。
また、あらゆるソリューションはできるだけシンプルな仕様にするよう心がけました。そうすることで効果分析や改善がしやすく、スピーディーにPDCAを回せます。
それから、多様なデータを収集できるシステムをオフィスに散りばめました。具体的には、個人の位置情報や行動履歴、購買履歴、ストレス情報などのデータを集められるようになっています。このデータを分析し、『未来のオフィス 4×SCENE』での体感・体験をアップデートしたり、新たなサービスを生み出したりするのです。

計測

『未来のオフィス 4×SCENE』を利用されている社員の方々からの反応はいかがですか?

社員に対して行った移転前のオフィスと『未来のオフィス 4×SCENE』に関するアンケートでは、「行きたくなるようなオフィスだ」との回答は、移転前のオフィスが26%だったのに対し、『未来のオフィス 4×SCENE』は84%でした。また、「Well-Beingなオフィスだ」との回答は、移転前のオフィスが14%、『未来のオフィス 4×SCENE』が62%という結果になっています。
アンケートの自由記述欄には、『未来のオフィス 4×SCENE』について、「状況に応じて居場所を選択できるので作業効率が上がる」「出社することがリフレッシュになる」「ストレスを感じにくい」「多様な環境があっておもしろい」「未来を感じられる」などのポジティブな声が数多く寄せられました。

年に何回か社内アンケートを実施し、改善に活かしている

年に何回か社内アンケートを実施し、改善に活かしている

データを活用し、人々の働き方を、暮らしを変えていく

数あるソリューションのうち、『スマートホテリング』はNSFエンゲージメントから2024年7月1日に提供開始されたと聞きました。どのようなソリューションですか?

『スマートホテリング』は、一般的に「ホテリング」と呼ばれている座席予約サービスに「コミュニケーションの活性化」の視点を盛り込んだ新しいソリューションです。『未来のオフィス 4×SCENE』をつくるにあたり、NSFエンゲージメントとともに企画・開発したもので、同社とNTTアーバンソリューションズとで独自の機能を創造して運用しています。

『スマートホテリング』は、Microsoft 365と連携してメッセージのやりとりや会議履歴などのデータを抽出し、人と人とのつながりを分析します。その結果に応じて、「コミュニケーションを促すためのレコメンド」をするのが特長です。例えば、Microsoft Teamsで「よく一緒に仕事をしている人が明日出社する予定です。あなたも出社しませんか?」というメッセージを送ってくれます。
出社して座席を選ぶ際も、よく打ち合わせしている人の位置を表示してくれるので、会うべき人に会えるように、イノベーションの創出をサポートするソリューションになっています。

予約システムを通して自分の出社タイミングや席をレコメンド

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一眼でわかる予約管理パネルとNFCでチェックインできるシステム

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『スマートホテリング』はどんな働き方を可能にしますか?

リモートワークが増えたことで顕著になった主な課題は、社員のメンタルヘルスやWell-Being、創造性の形成などに悪影響が出ていることでしょう。私たちは、これらの課題に共通するキーワードは「コミュニケーション」だと考えています。
『スマートホテリング』は、そんなコミュニケーションを生み出すソリューションです。必要不可欠なつながりはもちろん、オフィスで顔を合わせないとなかなか話す機会がない人同士の薄いつながりまで強化。イノベーションには、部署や年齢が異なる方と接することがいい影響を与えるとわかっているので、働き方が変わっても貴重なつながりが消えないようにサポートしていきます。

フリーデスクではあるもの隣の席の人とのコミュニケーションを促す仕組みづくり

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コミュニケーションの大切さについて語る河上さんと渡邉さん

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『未来のオフィス 4×SCENE』で提供されているソリューションは、今後どのように展開を広げていくのでしょうか?

『スマートホテリング』などの各種ソリューションを含め、『未来のオフィス 4×SCENE』はこれまでゼロからアイディアを形にしていくフェーズにありました 。現在は、集めたデータを活用してよりよいものにしていくフェーズに入っています。ソリューション一つひとつのクオリティを向上したり、連携を進めたり。もちろん、NTTグループをはじめさまざまな方々とコラボレーションして、新しいサービスやプロダクトを創出、導入することにも、引き続き積極的に取り組んでいきます。今後もさまざまなデータの収集と分析をエンジンにして、働く人々をさらに的確にサポートできる仕組みづくりを続けることは変わりません。
10年先には、『未来のオフィス 4×SCENE』から生まれた新しいUXやソリューションは、オフィスの枠を大きく超えて展開されていることでしょう。進化し続けながら、舞台を広げながら、よりたくさんの方々をナチュラルに支えていきたいです。

購入履歴やストレス情報からドリンクをお勧めする機能などを検討している

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暑がりの人にだけ風があたるなど一人ひとりに合わせた空調環境をめざす

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実験的ライブオフィス「未来のオフィス 4×SCENE」本編

  • 『未来のオフィス 4×SCENE』についてのお問い合わせ・ご見学のお申込み

    4scene-ml@ntt-us.com
  • 『スマートホテリング』についてのお問い合わせ

    https://www.nsf-e.com/contact/

    トライアル導入についてもお気軽にご相談ください。

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