ニュースリリース
2023年07月13日
仙台市における産学官協働による「SENDAI STARTUP CAMPUS」形成等に関する協定の締結について
NTTアーバンソリューションズ株式会社
NTTアーバンソリューションズ株式会社(代表取締役社長:辻上 広志、以下 NTTアーバンソリューションズ)は、東北大学(総長:大野 英男)、仙台市(市長:郡 和子)、宮城県(知事:村井 嘉浩)、東日本電信電話株式会社(代表取締役社長:澁谷 直樹、 以下NTT東日本)、日本電信電話株式会社(代表取締役社長:島田 明、以下 NTT)と、SENDAI STARTUP CAMPUS 形成およびスタートアップ創出等に係る各取り組みの推進による地域社会の発展に寄与することを目的として「SENDAI STARTUP CAMPUS」形成等に係る協定を締結しました。
1. NTTアーバンソリューションズが協定に参画する背景と目的
現在、日本においてスタートアップを生み育てるエコシステムの創出に向けて、内閣府では2022年11月28日に「スタートアップ育成5か年計画」を決定するなど、具体的な取り組みが進められています。
こうした中で、東北エリアにおいても、産学官協働による拠点づくりに関して海外の大学等とも連携し、仙台の街全体に国際的なスタートアップ・キャンパスを形成する構想が進められてきました。
NTTアーバンソリューションズは、仙台市が進める「せんだい都心再構築プロジェクト(*1)」と連動し、仙台市のさらなる活性化に向けた街づくりに取り組んでいます。NTTアーバンソリューションズグループが現在建設中の「アーバンネット仙台中央ビル(*2)」内では、産学官協働のスタートアップ創出拠点として、起業家や学生、一般企業などさまざまな人をつなぐ機能を提供し、スタートアップビジネスマッチング支援を行います。
本協定により産学官が協働したスタートアップ支援の実現と、「SENDAI STARTUP CAMPUS」の形成を通じた広域的な拠点間のネットワークの強化をめざします。
2. 連携協定の概要
東北大学の「SENDAI STARTUP CAMPUS構想」に基づき、東北大学のキャンパスならびに建設中のアーバンネット仙台中央ビルを主要拠点として、アントレプレナーシップ教育を通じた起業家の輩出と国内外の投資家やアクセラレーター等の支援によるスタートアップの創出を推進していきます。
この取り組みに仙台市の「仙台スタートアップスタジオ」等の施策ならびに宮城県が中心として推進する「テック系スタートアップ・サポートコンソーシアム宮城」等の自治体によるスタートアップ関係施策と連動させることで産学官が一体となった地域経済発展等にも貢献いたします。
また、NTTが有するIOWNの先端技術と大学の学術的研究知見を組み合わせて、革新技術の創出に向けた取り組みを行い、スタートアップ支援に繋げます。
3. 主な連携・協力事項
- (1)「SENDAI STARTUP CAMPUS」形成に向けた取り組み
- (2)スタートアップの創出と発展に向けた取り組み
- (3)多様なイノベーション創出に向けた取り組み
- (4)IOWNを活用した革新技術の創出に向けた取り組み
- (5)街づくりに資する取り組み 他
4.「SENDAI STARTUP CAMPUS」形成のイメージ

5. 協定参画機関の主な取り組み

6. 今後の取り組みについて
連携協定関係者とともに、推進するべき事項等に関する情報・意見交換を実施しながら、「SENDAI STARTUP CAMPUS」形成に向け協働してまいります。
<用語解説>
*1「せんだい都心再構築プロジェクト」は、震災復興の次なるステージをめざして、経済活動と交流の中心的舞台である仙台市都心部の再構築を目的に、杜の都・仙台の都市個性を活かしながら、賑わいと交流、そして継続的な経済活力を生み出し続ける躍動する都心をめざし、市民や事業者の方々との連携のもと、挑戦を重ねながら都心部の機能強化を進めていくプロジェクト。
(発表資料:https://www.city.sendai.jp/sesakukoho/gaiyo/shichoshitsu/kaiken/2019/07/16toshin2.html)
*2「アーバンネット仙台中央ビル」について詳しくは以下をご覧ください。
(https://www.nttud.co.jp/news/detail/id/n26374.html)
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