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ニュースリリース

「長崎市における地域活性化・地域課題解決に関する産学官金連携協定」を締結

2020年10月28日

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長崎市

国立大学法人長崎大学

長崎県公立大学法人長崎県立大学

西日本電信電話株式会社長崎支店

NTTアーバンソリューションズ株式会社

株式会社ふくおかフィナンシャルグループ

株式会社十八親和銀行

長崎市(市長:田上富久)、国立大学法人長崎大学(学長:河野茂 以下、長崎大学)、長崎県公立大学法人長崎県立大学(学長:木村務 以下、長崎県立大学)、西日本電信電話株式会社長崎支店(支店長:古賀隆之 以下、NTT西日本)、NTTアーバンソリューションズ株式会社(代表取締役社長:中川裕 以下、NTTアーバンソリューションズ)、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(代表取締役会長兼社長:柴戸隆成 以下、ふくおかフィナンシャルグループ)、株式会社十八親和銀行(取締役頭取:森拓二郎 以下、十八親和銀行)は、長崎市における地域活性化・地域課題解決に関する産学官金連携協定を締結しました。

1.背景と目的

長崎市は、「個性輝く世界都市」、「希望あふれる人間都市」をめざす都市像に掲げ、「つながりと創造で新しい長崎へ」を基本姿勢としてまちづくりを進めており、市民や企業、大学等が互いにつながることで、文化や産業といった長崎がもつ様々な価値を高めながら、世界にも通用する新たな価値や仕組みの創造に取り組んでいます。

そのような中で、人口減少や少子化・高齢化が全国よりも早いスピードで進展していることなどを背景に、多くの地域課題を抱えていますが、その解決策の一つとして、令和3年度中に市内全域に超高速インターネット網を整備する予定であり、今後、この情報インフラの有効活用を図り、様々な分野におけるデジタル化を推進することで、様々な地域課題を解決することをめざしています。

長崎大学は、「プラネタリーヘルス」※1の実現という目標を掲げ、世の中の多様化し相互に絡み合う課題に対し、これまでの「知」を再集合させ、使える「知」として整理し、知の枠組みそのものを変えながら向き合っています。また、地域に基盤を置く総合大学として、地域のニーズに寄り添いつつ、教育研究の成果を地域に還元し、グローバル化時代における地方創生の原動力となるという目標を掲げています。

長崎県立大学は、「地域の未来を拓く」というビジョンの下、新しい時代に挑戦し地域社会を創造し担う人材が備えるべき6つの力(KEN-SUN力)※2を育成しており、Society5.0社会が指し示す方向や諸課題に真正面から取り組み、海外を含む各地域の価値と文化を発見し、未来を見据えて持続可能な地域社会を担いリーダーとして活躍する人材の輩出に向けて取り組んでいます。

NTTグループは、中期経営戦略「Your Value Partner2025」を掲げ、デジタルトランスフォーメーションの推進により、人と社会と地球がつながる安心・安全で豊かな社会の実現をめざしています。

その中で、NTT西日本は、社会を取り巻く環境変化がもたらす様々な課題に対し、ICT(情報通信技術)で課題解決をしていく先駆者(ソーシャルICTパイオニア)として、これまで培ってきた経験や技術力を活かすことで、社会の発展、持続的成長(SDGs)に貢献する地域活性化事業等を推進しております。

また、NTTアーバンソリューションズは、地域社会が抱えるさまざまな課題と向き合いながら、NTTグループがもつICT、不動産、エネルギー、環境技術などのリソースを最大限に活用することで、各都市がめざす個性豊かで活力ある街づくりを4つのバリュー※3で支援することにより、地域社会の経済発展と社会的課題の解決を両立させ、快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることができる人間中心の社会であるSociety 5.0とSDGsの実現に取り組んでいます。

ふくおかフィナンシャルグループは、「あなたのいちばんに。」のブランドスローガンの下、グループ総合力を最大限に活かしながら最適なソリューションを提供することで「地方創生」を牽引し、人々の豊かな暮らしの実現をめざしています。

十八親和銀行は、2020年10月1日に株式会社十八銀行と株式会社親和銀行が合併してスタートし、「地域経済活性化と企業価値向上の同時実現」、「長崎県内企業の成長への貢献」、「顧客満足度NO.1銀行」の理念に基づき、地域金融機関の本来の役割を果たしながら、地域とのリレーション強化を推進しています。

本連携協定は、各主体がそれぞれの強みを活かし、相互に連携・協力することにより、長崎市における様々な地域課題に向き合い、地域活性化・地域課題解決に向けた種々の取組みを推進することを目的とします。

2.連携事項
  • (1) 地域経済の活力の創造に関すること
  • (2) 安全・安心で快適な暮らしの実現に関すること
  • (3) まちの活性化促進に関すること
  • (4) その他、本協定の目的を達成するために必要なこと
3.締結日

2020年10月28日

4.本件お問合せ先
  • 長崎市 企画財政部 都市経営室 岩永(TEL.095-829-1111)
  • 長崎大学 研究開発推進機構 産学官連携推進室 准教授 竹下(TEL.095-819-2227)
  • 長崎県立大学 地域連携センター 今井(TEL.095-813-5500)
  • NTT西日本長崎支店 総務部 地域ふれあい推進室 宇都宮、川口(TEL.095-816-0078)
  • NTTアーバンソリューションズ 広報室 鈴島、小張(TEL.03-6381-1150)
  • ふくおかフィナンシャルグループ 営業統括部 成瀬 (十八親和銀行内:下記番号)
  • 十八親和銀行 地域振興部 成瀬(TEL.095-827-8212)

1長崎大学がめざす「プラネタリーヘルス」の実現

「プラネタリーへルス(地球の健康)」は、人類を含めた多様な生物が生命を維持できる自然環境を有し、地球上で人類が安全に有機的な活動ができる状態。有機的な知の連鎖を誘発させ,活性化させるという長崎大学の新たな挑戦を意図する。

2長崎県立大学が鍛える「6つの力(KEN-SUN力)」

長崎県立大学では、大学の理念を踏まえ、本学の学生が等しく身に付けるべき力を明確にするため、以下6つの大学ディプロマ・ポリシーを策定しています。

  • 長崎で地域を理解するとともに世界の中のNagasakiを知ることでグローバルに交流しながら地域・国際社会に貢献し、平和を創る力
  • 未来を生き抜く知識を修得し、それを知恵として活用する力
  • 他者を尊重するとともに、自己を主張し、協働・共生する力
  • 物事を多面的・俯瞰的にとらえる想像力と新しい知を創造する力
  • 未知の課題に挑戦しつつ、学びを継続する力
  • 自立した生活と自律的な学びをする力

3NTTアーバンソリューションズがめざす街づくりの4つのバリュー

①コミュニティ
個性と活気ある街づくりのための魅力ある空間とコンテンツを提供

②イノベーション
先端技術を活用して、都市の課題解決や新たな産業創出、企業の生産性向上などに貢献

③ダイバーシティ
街に集い、働き、住まう人それぞれの、多様なライフスタイルに寄り添う都市環境を整備

④レジリエンス
環境負荷低減を実現し、災害対応力を備えた、安心して暮らせる街を創造

長崎市における地域活性化・地域課題解決に関する産学官金連携協定 イメージ画像
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